気力も無くなり、燃え尽きてしまう前に

子どもの世話をする保育士

子どもの世話をする保育士
憧れの保育士の仕事

憧れの保育士の仕事

子どもの頃、いつも笑顔で優しい保育園の先生に憧れて「将来の夢は保育園の先生になる」と言っていた人も多いでしょう。保育士の資格は取りやすいので結婚後に資格を取ることも可能です。保育所は0歳から6歳児を預かり、親の勤務時間に合わせ大体朝7時から夜7時の12時間の勤務ですが、突然2時間程の延長が入ることもあるので、3シフト制で勤務する場合がほとんどです。
子どもの相手をする仕事ですから、乳幼児のときはまだ動く範囲は少ないですが5・6歳くらいの子どもになると行動範囲も広くなり、力も強く加減もできないので怪我をしたり身体がついていかなくなる保育士さんも多いようです。さらに子どもを預かっている以上、気を張り続けなければいけないので、資格を取り仕事を初めたけど想像以上に仕事内容が辛くて続けられるか悩んでいる保育士がたくさんいます。

子どもは天使じゃない

子どもは天使じゃない

子どもの笑顔は天使みたいで、見るだけで自分も笑顔になれるし気持ちも癒されると保育士の道を選ぶ人がいます。しかし子どもだって人間ですからかわいいだけじゃありません。乳幼児や低年齢の子どもにはトイレの世話があり、子どもの人数分だけ排泄物の処理をしなければなりません。また年齢が上がってくるといろいろな言葉を覚え口も達者になってきますから、意味も分かっていないのにテレビでみんなが言っていると汚い言葉を言われたり、時には図星をつかれるような発言をされムカっとしてしまうこともあります。ついカッとなってしまい思わず強く言い返し泣かせてしまい自己嫌悪に陥り、自分は保育士に向いていないのではないかと悩みはじめる保育士も少なくありません。

保育士以外で向いている仕事

保育士以外で向いている仕事

子どもは好きだけどもう保育士の仕事は体力的に無理とあきらめてしまう人もいますが、子どもと関わる仕事は保育園で働く保育士だけではありません。例えば子ども服売り場やアミューズメント施設の社員などは子どもとのコミュニケーション力は最大の強みとなります。ただ子ども服売り場だと企業によってはノルマがあったり、服を売るためにどういう話し方が必要かなどといった販売の意識が必要です。アミューズメント施設の仕事は土日祝日の出勤があるので、自分が働きたい条件を良く考えてください。また常に子どもの小さな変化をきちんと見ていた保育士さんは、周りの様子を常にチェックしフォローする、企業の事務職も向いています。ただし、事務職にはエクセルやワードの知識が必要なので身につけておかなければなりません。