気力も無くなり、燃え尽きてしまう前に

看護師の場合

看護師の場合

入院患者さんがいる夜勤が多い病院で働いている看護師は、夜勤時に毎回患者さんのナースコールに振り回され続けると、精神的にも体力的にも限界を感じます。また、日勤と夜勤が交互にあるシフトなどで働くと体内時計が乱れ疲れが取れづらくなったり、ホルモンバランスに影響し女性は無月経や不妊などの婦人科系の病気になる恐れもあります。また、リフレッシュのためプライベートで友人と遊びに出かけようとしても、休みが合わなく結局は家でじっとしていることが多くなり、自分には仕事しかないと孤独を感じはじめ、うつ病になることがあります。

介護士の場合

介護士の場合

介護が必要な人の世話をする介護士は、毎日全身を使い利用者さんの身体を支え、動かすことで筋力や体力を消耗します。肉体的に辛い仕事はもちろんのこと、肩こりや腰痛など身体に慢性的な痛みを常に抱える人も多いです。ひどい人はヘルニアなどを患い手術をしなくてはいけない場合もあります。厚生労働省からも施策が定められているほど辛い仕事なのになぜ続けているのでしょう。利用者のため?自分の生活のため?と考えはじめると仕事が苦痛になってきます。

保育士の場合

保育士の場合

子どもが好きではじめた保育士も、毎日子どもと接するうちに子どもがかわいいと思えなくなり、むしろ言うことを聞かないモンスターに見えてきます。乳幼児は常に目を離さないように注意し、大きい子どもと遊んでいると加減をしないで叩かれる、蹴られるで身体は痣だらけ、ちょっと注意すると大泣きする。精神的にも体力的にも限界を感じ、保育士の仕事に対して熱意がなくなります。気持ちがないまま仕事をすると職場で上司に怒られるようになり、同僚とも上手くいかず仕事に行っても居心地が悪くなり、敏感な子ども達にも伝わり上手くコミュニケーションが取れない悪循環になります。

仕事を辞める決断をしよう

仕事を辞める決断をしよう

看護師、介護士、保育士の仕事に対して体力的にも精神的にも限界を感じやりがいを何も感じなくなり、ただ生活のために仕事を続けているのなら仕事を辞めることを考えましょう。生きていくためのお金を稼ぐ方法は何も今の職場だけではありません。生活のレベルを下げたりただ生きていくだけなら、この国ならどうとでもなります。少しでも身体や心が楽になり、毎日が楽しく幸せに暮らせる方法を選ぶことも大事です。将来を不安に思う方もいますが、人生は浮き沈みがあるものです。たまには思い切って休むことを選びましょう。